卒後研修

研修体制

臨床研修体制

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神経内科専門医を目指そう

神経疾患の診療には、神経学の専門的知識に加えて内科学の素養が必要です。卒後臨床研修には、最低2年間の初期研修が義務化されています。日本神経学会専門医(神経内科専門医)の取得には、予め内科学会の認定内科医資格が必要です。これは卒後4年に受験して取得できます。

平成30年度より新たな専門医制度が実動しています。現在は旧制度との移行期間ですが、将来、神経内科専門医の取得は認定内科医にかわって内科専門医の資格を取得してから受験することになります。後期研修においては内科研修の一環として脳神経内科を研修します。専攻科として脳神経内科研修を早期に開始するには、初期研修から内科領域を効率的に履修することを薦めています。詳しく知りたい方は、是非、ご相談ください。

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後期研修プログラム

研修は日本内科学会教育認定施設および日本神経学会教育認定施設で行います。道内基幹病院脳神経内科の殆どは、この2つの学会から教育施設として認定されています。北大病院卒後臨床研修センターでは複数の研修プログラムを用意していますので参照してください(https://www.huhp.hokudai.ac.jp/sotsugo/category/237.html)。もちろん、北大病院以外の施設で初期研修した後期研修医も大いに歓迎しています。
北大病院脳神経内科での研修には以下5点の特徴があります。

  1. 豊富な症例数と多彩な疾患内容
  2. 神経学的診療法の体系的修得
  3. 神経放射線カンファレンス(神経放射線、脳神経内科、脳神経外科との合同)
  4. 神経筋病理カンファレンス(インターネットカンファレンス)
  5. 神経電気生理学のトレーニング

神経内科専門医を取得した後は、基幹病院脳神経内科に勤務する、大学で研究に専念する、脳神経内科のsubspecialty領域のエキスパートを目指す、留学する、など多様な選択肢を用意しています。

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北大病院における診療と研修

脳神経内科外来

北大病院外来棟の3階にあります。3~4診察室体制で、スタッフと専門医を取得した医員が担当しています。紹介状持参の患者さんを対象とした予約制で診療しています。

脳神経内科外来診療(2019年度)

年間延べ受診者数 13,934人
年間新患者数 779人
1日平均外来数 58人

脳神経内科病棟

北大病院の6階西病棟(6ー2)に10床、4階西病棟(4ー2)に10床、2階西病棟(2ー2)に5床(現在一時的に6-2と4-2のみでの運用)です。脳神経内科の定床は平成30年5月から25床へ増床となりました。不足分は院内共通床を積極的に活用して、常時20~30人の入院患者を診療しています。病棟診療は病棟医長の指導のもとで、脳神経内科専攻の医員が中心となり、6ヵ月間毎にチームを組んで診療しています。これに内科系研修医が参加します。卒後6年目のチーフレジデントは病棟班のリーダーとして診療と教育に活躍しています。さらにチーフレジデントは院内のコンサルテーションを担当しています。
研修医は指導医のもとで、臨床神経学の基礎は勿論のこと、脳波の判読、電気生理学的検査、筋生検・末梢神経生検及び生検組織の病理学を学びます。特に、神経学的診療法の体系的修得を重視しています。

患者の疾患構成(2019年度)

平成28年度 入院患者の疾患構成

脳神経内科教育体制

抄読会 毎週火曜日の朝
教授回診 火曜日午前
MGHのCPC勉強会 金曜日の朝。医学生と研修医が参加しています。
その他 症例検討会やリサーチミーティングも適時、行っています。病理学教室では、神経疾患症例CPCが開催されています。また、日本神経病理学会北海道地方会も年1回開催されています。これらに参加することで、神経病理についても学ぶことができます。基礎系と臨床系の脳科学専攻分野が共同で、ニューロサイエンス談話会を開催しています。
ボトックス療法 顔面痙攣、眼瞼痙攣、痙性斜頸などの不随意運動に対して、ボトックスの局所療法を行っています。
バクロフェン髄注療法(ITB) 脳神経外科と共同で、下肢痙縮に対し、バクロフェン髄注療法を行っています。

神経内科教育体制

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筋病理カンファレンス

筋病理カンファレンスを定期的に開催しています。これは当研究室で作製された筋肉、末梢神経病理標本を検討するカンファレンスです。通常、HE, mGT, NADH, ALPase, NSE, ATPase, SDH, CCOの各染色がなされます。筋病理に詳しい教室出身者(非常勤講師)の指導のもとで、病理担当者が鏡検した後に、教室員と基幹病院神経内科医が参加して筋病理ネットカンファレンスを行います。これを通じて筋生検・末梢神経生検組織の病理を学びます。

筋病理カンファレンス筋病理カンファレンス

2008-2020年の筋生検数

2019年度 筋生検症例の組織診断

筋生検症例の組織診断

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神経放射線カンファレンス

日時: 毎週月曜日 16:00より
場所: 病院地下1階MRI読影室
参加: 放射線診断科(神経放射線学)、脳神経内科、脳神経外科、他

北大病院において神経疾患診療に携わっている三科を中心として、他科・関連施設からの参加者も随時交えて毎週、開催しています。脳神経内科の診療対象疾患に加えて、腫瘍、脳血管障害、奇形、外傷など多彩な疾患について放射線診断学を学ぶことができます。画像診断を通じて診療の意見交換も活発です。このカンファレンスは北大病院における神経疾患診療の水準を維持する研鑽の場として、重要な役割を担っています。

神経放射線カンファレンス提示例の疾患構成

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関連病院での臨床研修

脳神経内科の臨床研修は北大病院に加えて、関連病院でも行います。当教室出身の指導医が常勤する関連病院には、北海道の北から南へ、 旭川赤十字病院釧路労災病院帯広厚生病院北海道医療センター北祐会神経内科病院市立札幌病院市立函館病院などがあります。北海道医療センターは、北海道難病医療ネットワークの拠点病院としての重責を担っています。北大脳神経内科を含め上記の全施設が、同ネットワークの基幹病院としての役割を果たしています。脳神経内科医としての臨床研修は全て大学病院、日本神経学会教育施設・教育関連施設として認定されている施設で受けることになります。研修期間中の豊富な診療経験は大きな自信となります。北大脳神経内科では上記の他に、北見赤十字病院、市立稚内病院にて月1回、非常勤外来診療を行なっており、神経疾患の地域医療を支援しています。また、関連病院以外にも同門の先生が勤務しており、診療と臨床研究に相互に協力しています。

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地方会演題応募実績

地方会演題応募実績