沿革

神経内科の創設

道内の三医育大学の中で当教室は最初に設立された神経内科学講座です。創設以来、神経内科学に関して学生教育のみならず、北大および他大学出身者の卒後研修を担ってきました。神経疾患の診療のみならず、専門医の育成、研究を通じて地域社会に貢献することが目標です。

1973年(昭和48年)に診療を開始して以来、短期間の在籍者を含めると、臨床研修者は120名を越えています。その中から日本神経学会専門医が70余名、誕生して活躍しています。

当教室は神経外科や神経放射線科などと診療面で緊密に協力関係を維持しています。さらに神経生理学、神経薬理学、神経病理学などの基礎医学系教室、学内他学部などと神経科学専攻のネットワークを作り、研究も活発に行っています。

このページの最上部へ

教室の沿革

2021年(令和3年) 標榜科名を「神経内科」から「脳神経内科」に変更(4月)
2020年(令和2年) 矢部一郎が第3代教授として発令(12月)
2019年(平成31年) 佐々木教授が退職(3月)
2018年(平成30年) JCHO札幌北辰病院に神経内科外来を開設(10月)
2018年(平成30年) 第59回日本神経学会学術大会を札幌にて開催(5月23日~26日)
2018年(平成30年) 神経内科25床に増床(5月)
2017年(平成29年) 医学研究科の学院化に伴い、大学院医学研究院神経病態学分野神経内科学教室へと名称を変更(4月)。教室創設30周年記念行事を開催(5月27日)。
2012年(平成24年) 診療対象が“神経”から“神経・筋”へ変更
2010年(平成22年) 臨床心理士1名、神経内科に配置
2007年(平成19年) 教室創設20周年記念祝賀会を施行(9月)。
2007年(平成19年) 機構改組により大学院医学研究科神経病態学講座・神経内科学分野と名称を変更(4月)。
2003年(平成15年) 初代教授が定年退職(3月)。佐々木秀直が後任教授として発令(7月)。
2002年(平成14年) 第43回日本神経学会総会を札幌にて開催(5月)。
1998年(平成10年) 大学院化に伴う機構改組により大学院医学研究科脳科学専攻・神経病態学講座・神経内科学分野と名称を変更(4月)。
1995年(平成7年) 医学部講座へと昇格(4月)。
1987年(昭和62年) 北海道大学医学部附属病院に診療科として神経内科が独立し(5月)、田代邦雄が初代教授として発令(7月)。
1973年(昭和48年) 北大脳神経外科学講座の中の一つの診療部門として田代邦雄講師が中心となり診療活動を開始。以来、神経内科を志す医師が参集し、徐々に体制が整備されて、診療活動が活発化。